フロントフォークのシール交換

右だけシール交換。

最初に下のヘキサボルトを外しちゃって、オイル抜きます。ボルト外す時は、アクスルシャフトを差してやると力入れやすいです。



サービスマニュアル久しぶりに引っ張りだしました。これ買った2000年頃は確か3千円ぐらいだったと記憶しております。
今、ホンダに発注すると2万オーバーするんですね。
今年からなのかな、ホンダのマニュアルが品薄商法になったのは。(直ぐにコピー版になっちゃう)
何故か、コピー版だと激高くなるのは昔からです。在庫しないようにしてるんでしょうね。


で、誤植あるんですよねぇ〜MC21のSE&SP限定ですが。

油面143mmです。当時、ホンダのお客様相談室で確認したので間違いなし。
生真面目に油面計る方だったら、抜いた量で気づきそうですが・・・ネット上ではそのまま160mmでやっちゃってる人いますねぇ。フロントサスがフニャフニャですよ、そいつのMC21は。



カードリッジサスだから、インナーロッドがあります。分解前にダンパー調整最弱にしておくと、エア抜きが楽チン。
インナーチューブのエア抜きは速攻終わりますが、インナーロッドがねぇ。ちょっとコツが必要。一番上まで引っ張り上げるとエア噛んじゃうので、組んだ時にドコまで伸びてるかってのを考えて出したり引っ込めたりしてたらエア抜けます。一番上と下で止めないでシコシコとね。あと、せっかちにやっちゃうと噴出するので注意。ジジイの動きの如く、ゆっくりと。


外したオイルシールは、

内側から錆が盛り上がってきてます。崩壊寸前でした。不思議と左側は錆びてないんだわ、これが。
右だけオイル新品ってのも、気持ち悪いので左フロントフォークもオイル交換しました。



何故か在庫あった、当時物シールセット。これを装着しました。


油面測定後、スプリング入れるわけですが、向きに注意です。
スプリングが細かいほうが下です。



トップキャップはインナーロッドをスパナで固定しながらイニシャル最弱まで回してから、インナーチューブとドッキングしてね。



ステムとハンドルの締め付けトルク。

マニュアルがMC16ベースなんで、MC21のSEだとすっげー見難いんだよね。変更点を探して、MC18やらMC21STDやら色んな所みなきゃならないんだわさ。で、何故かMC28だけ別のマニュアルなんだよね。