2号機 キャブをハードコア修理 その2

1200〜1500rpmの間が無反応というか、アイドリング調整できない感じ。
同調取ったり色々したんですが、変化なし。

キャブを良〜く見たら、左右で口径が違うのに気付きました。右側キャブがエリミネーター用です。部品取り車から何も疑わずに装着したんですが、キャブ交換した強者が乗っておられたんですね。内部パーツはほぼGPXになっていたんですが、ただ一つ違う部分がありました。それは、メインジェットホルダー。

ちょっと判りにくいですが、5&3穴がGPXで5&2穴がエリミネーター
ジェットニードルは全然形状が違います。
エリミネーター用のジェットとGPX用がチャンポンされてたってワケ。
もう、何も信じられないので、全バラして確認しました。


GPX用の右キャブは残念ながら持ってないので、エリミネーターセッティングで試乗してみた所、もたつき発生。回転上昇にムラありで駄目でした。
GPXセッティング(ジェット類の予備は豊富にあり)で乗ってみた所、問題吹け上がり問題なし。結局、ボディーがエリミネーターで内部がGPXという、ファンキーな状態で逝きますかぁ。何だかなぁ。


小技で、

スロットルバルブ下に小さい穴を開けたりしました。この穴、アイドリング近辺の安定に効果あるとか。90年代以降のCVKには大体穴が開いてます。


結局、アイドリング近辺の落ち着きは完璧には直りませんでしたが、かなり良くはなりました。
元々、あんまり安定しないんだよね、GPX系のエンジン。うん、そうだ。そーゆーこと。
エンストするわけじゃないし・・・許して。