CB90 キャブ組み立て&始動


キャブ関係の部品物色してたら、似たようなアルミワッシャーがあったんで装着。
キャブは不気味なぐらい綺麗になりました。


フロートレベル21,5mmに設定。
んで、始動。
最初にかけた時同様、アクセル開けとかないとエンストする感じ。排ガスも臭いし。


プラグチェックしてみると、

焼けはともかくとして、「H」プラグが・・・こういうことを平気でやるって事は、自称マニアの放出品か?
本来D6ES-Lってプラグらしいですが、せめてネジ長ぐらい合わせて欲しいよね。
マニアの戦後処理、開始。
なまじか知識があるからメンドクサイ。嫌な予感です。


プラグ替えても変化ないので、点火時期チェック。
バッテリー点火なんで、カムカバー部にポイントがあってフライホイールに合わせマークがあります。
フライホイールカバーが外れないので、オカシイな?と思ったら、

液体ガスケットで見事にシーリング。バカじゃねーの!
ここのOリング、普通に新品出ますから買いましょうよ、マニアさん。見た目だけじゃなくてさー。



ポイントは普通な感じ。ヒール減ってるなぁ。
結局、かなり遅れてる状態を修正したら無事アイドリングするようになりました。吹け上がりも良い感じ。
点火時期合わせるのに、カバーあけっぱなしでの作業となりますので多少はオイルが飛び散ります。
が、この車両飛び散りすぎだし、ガソリン臭い。しかもフレッシュガソリン臭。

オイルの色がCCISみたいな赤い色。規定量だったら、ここまで上がらないんでしょうね。


以上の状態から察するに、最近修理して手に負えなくなって放出って事でしょうかね。何も説明が無かったら詐欺ですね。
「古いバイクはこんな物ですよ。」
「このバイクはクセがあるんだよね。」
この魔法の言葉、個人で言うなら良いんだけど、ショップがいっちゃいけねーな。
ソレをどうにかするのがオマエの仕事だろ、な。
外車の旧車系に多いよね、ハンチングなんか被ってカッコつけちゃってるようなトコ。あれ怪しい。
大体、ポンコツ扱ってるのに、大将の手が綺麗な所はウソツキでしょ。