C型 スイングユニット組み立て

闘いの跡を修正。

プレート取り付け部とピンの頭をヤスリでゴシゴシ。


パーキングワイヤーの下をハーネスが通ってたり、後ろ側のケーブルホルダーが外れてたりで・・・誰かがワイヤー交換したみたいね。
何故か初期型用のサービスマニュアルだけは持ってるんで、取り回し図や写真(昔のマニュアルはイラストじゃなく写真)を参考に、スターター&チョーク&ジェネレーターの配線を正規の取り回しに。
どうやら、ワイヤー交換後につっぱっちゃったのか、エンジン側でつじつま合わせてあるみたい。
エンジンカバーをまだ開けてませんが、どうなってる事やら。


スイングロック機構で錆び付くのは、爪軸受け。

グリスを漫画のウンチみたいに盛っておきました。
基本、外界から隔絶されてるんでテンコ盛りでも、ゴミや汚れをよばないでしょう。
合わせ面に液体ガスケットを忘れずに。


チャッチャと組み立てて(コレが一番大変なんだけど省略)動作確認すると、「チャキッ」って音が。
何だろう?と色々調べたら、パーキングレバー側のワイヤーが正しく固定されてねーのな。

コレが正解。
ゴムで上にタイコが外れるのを防止って造りなんで、キツめなんですが・・・ちゃんとはめておきましょう。心配ならタイラップ巻くとか、ワイヤリングしておくと良いかもね。UPで外れた事なんてねーから、オレは何にもしないけどさ。
この車両は蛇腹のゴムがフリーダム、タイコはプライヤーでワイヤーの太さまで金具を変形させてありました。これって、クラッチワイヤー根元で時々見る固定方法です。
けど、このバイクはホンダイズムの塊だぜぇ〜大将。
まあ・・・どうしてこうなってるんだろう?とか考えて作業しないと、経験豊富な方に限ってこういう事するよね。