4号機J 点火電圧チェック

暖まると開け始めでもたつく、プラグもチョイ燻り気味。

新車から10年も経ったらキャブセッティングなんてやる前に、やる事ゴマンとあります。

大体、何かが壊れてますから。

特に濃い方向にズレるなんて、絶対ポンコツサイン。

混合気で帳尻合わせたら壊すよ、ソレ。

ついでだから社外高性能パーツにってのもアブナイ誘惑。

ひっちゃかめっちゃか、わけ分かんない不調のラビリンスにはまり込む可能性大。

高性能パーツは絶好調バイクに付けましょう。

 

どうも火花が間欠泉モード、電圧も低め。

プラグでのチェックじゃ判りません、青い火花バチバチでてますから。

ただ経験豊富な方なら「バチバチ」じゃなく「パチパチ」じゃないと駄目って判断出来るかも?

ホント微妙、火花チェッカー無いと確信持てないレベル、微々たる差。

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抵抗値とかアテにならないポンコツワールド。論より証拠、コイルごと換えて実走行するのが確実。

 

生憎の雨で実走行は中止しましたが、空吹かしの感じは微妙に変化。

キャブ新品が故に、逆に判りにくいです。

それだけ偉大、新品キャブ。多少の不調もなんのそのってな具合。

 

しゃーないんで純正コイルを外して各部チェックしてたら、

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アース部まで塗装してあったっけなぁ?

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あ、再塗装してあるねコレ。

認定プレートごと塗るなんて中々のやっつけ仕事。

お陰でスグわかりました、ありがとうございます、ペンキ屋さん。

 

剥離して地肌剥き出しにしましたが、

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アース線追加で万全を期す。

多分、フレーム単体で塗装してる=フレームマウント裏までしっかり塗りやがってる可能性大=エンジンのアースイマイチってのが容易に想像出来ます。

 

この辺の気遣いって、ペンキ屋の仕事じゃなくて組み立て側の仕事。

高級塗料は剥離が大変ですから、ペンキ屋にマスキング指示を忘れずに。

 

=翌日=

ダックスのコイル暫定仕様で随分マシになりましたが、やっぱり症状が出る。

それと暖機後のアイドリング上昇がちよっとおおいなぁ。

これって薄い症状?

アース取り直した純正コイル40年物に戻して火花チェック。

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ココまで㌧だ、CDI並みの高電圧。

アースは大事です。