コレ系(Z400FXとかナナハンFXとか)のフォーク、オイルシールの嵌めこみがキツイんで油圧で抜くか気合で抜くか・・・みたいな覚悟が必要。
去年はオイル交換だけしましたが、
やっぱ漏れました。
ペンシルベェニィアからお越しのKZ、ダストシールの劣化も少な目だったからイケるかなぁ~と思ったんですが、やっぱ駄目でしたね。
加圧式フォークのせいなのか、フレームまでオイルが㌧でます。
サークリップ痕、オイルシール周りの劣化具合からしてココ最近は換えてないみたいですが、コジリ跡あり=最低1回は換えてる証拠。
何時からなのかは不明ですが、新品シールは部番変更ありでメーカーやリップ形状に違いあり。
まぁ良く見るタイプ。因みにショウワ製フォークです。
フォーク径は36φ
シール外径は48.2mm(安モンノギスなんで誤差多少ありだと思います。)
厚みはほぼ11mm、各サイズは旧オイルシールの刻印通り48×36×11。
再利用したくないんだけど、無いからしゃーないスライドメタル。
擦動面がガサガサ、何時まで持つか・・・。
44065-1021 ブッシング、フロントフォーク(パーツリストはUSワカサギで閲覧可能)
フルレストア車って、こういうトコどうしてるんでしょうね?
見ないフリか何か流用してるのか・・・闇だな。
闇といえばペンシルベェニィアの屈強なヤンキーが締め上げたボトムボルト。
ドリリングテクニクを駆使して、
座面が緩んだトコで最後はタガネ一閃。
デリケートゾーンに一切ダメージを与えず抜けました。オレスゲェ~と。
構造的にも下面ツラになってるボルトなんで、作業しやすかったってのもありますが大成功💛
銅ワッシャ、使い回したなコレ。
しかもぁゃιげ液ガス付きですが、ネジロック無し。
炙ったトコで緩まなかったのでネジロックのせいではないなぁ~とは思ったんですが。
エンジンのドレンボルトもそうですが、ワッシャが潰れてると強く締め付けたつもりが無くてもガッチリ噛み込むというか引っかかるというか・・・とにかく緩めるのに一苦労します。
たまたまホンダのショウワフォーク用スペシャルボルトの在庫有ったんで流用。
(長さ、ボルト頭寸は一緒、ネジが最後まで切ってあるかないかないかの違い)
まぁ緩んでよかった。
=DETA=
・B2(国内仕様)
油量=オイル交換時270cc、全バラ290±2.5cc
油面=356mm
油種=SAE 5W20
フォークエアー圧=0.6k