EN125 レギュレーター交換

「EN」っていってもカワサキじゃないのよ、ニセスズキ製。
まさかの支那製が入庫。
長江集団だかが造ってる本家非公認マッシーン。長江って言えば、特設砲艦ってイメージなんですが・・・蒋介石コノヤロー!
とにかく、国民党軍同様にとっても胡散臭い造りです。
たとえば、

ウインカリレー。デンソーとかミツバのパチモンですね。
こういう部品が壊れたら、まさかパチモンをアリババとかで買っちゃうの?いつぶっ壊れても知らないよ。
こういう部分を国産のポンコツ中古でもいいから変えてくだけでもかなり信頼性向上するじゃねーかな。


あ、ENってGNのカッコイイバージョンね。
中身は一緒でしょ、多分。
コレ系エンジンってメッキシリンダーになる前はオイル消費が激しくて、焼き付き起こしやすかったんですが、コレはメッキシリンダーまでコピーしてるのかな?


さて、バッテリー上がりで入庫してきたこのEN

長江集団製の怪しげレギュレーターを交換しますか。新電元のマークまでコピーしちゃってますが、大丈夫なのか?コネクターのしょっぱい造りは絶対新電元製じゃないと思うんですが・・・。
使用したのは全焼ランドから回収してきたVJ21Aガンマのレギュレーター。
ガンマレギュレーターだと、0,3〜0,5V電圧が上昇しました。

コレぐらいあればバッテリー上がりの心配もないでしょう。因みにアイドリングが最高電圧で回転上げると14V前後に低下しますが、こういうバイクなんでしょうね。
4スト全波整流だと結構ありますね、こういう電圧変化の車両。


国産のレギュレーターと長江集団製はライトオン、ブレーキオン、ウインカーオンでの電圧が結構違いまして、
↓長江集団製のパチモン

↓ガンマレギュレーター

長江集団製レギュレーターは放っておくと12,5Vまで低下しました。ガンマレギュレーターは13Vを根性でキープ。
電圧低めなのは上がったバッテリーを30分ぐらい充電しただけなんで、ええ。
これじゃバッテリーも上がるわな。


で、最大の原因を発見。

ブレーキランプが点きっ放し。リアブレーキスイッチが原因みたい。
これ、小排気量車にとっては致命傷、スクーターとかで良くあるバッテリー上がりの原因です。
これが時々正常に消灯するから、わかりにくいわな。

長江集団製のブレーキスイッチはロッド部分までプラスチック。自力で戻ろうとしない、便衣兵ばりの根性無し。走行距離5千キロで壊れる造りだわな。
安心のホンダ用ブレーキスイッチを配線加工して装着。随分昔の中古品ですが、しっかりリターンスプリングも利いております。
フロントブレーキスイッチも長持ちしないんだろうなぁ〜。今の所正常に動作するから、交換しないけどさ。


こういうオモチャみたいな造りがマイナートラブルの原因なんでしょうね。
ま、安さは魅力だけどショボすぎ。