エンジンやラジエターを触ってもヤケドしない程度なのに、水温計がレッドゾーン。
マイバイクに付けても乗り始めて5分後にはレッドゾーン寸前、ちょっと暑い日だったら間違いなく振り切ります。
配線異常無し、接続間違いも無し。
タコメーター入れ替えで症状が移った→コネクター部から上の異常に違いない、恐らく水温計が壊れてるというのは正しいトラブルシューティング、ガッコーのテストだったら正解ですがアタリではないポンコツ界。
部品スワップの可能性ありってトコがひっかけ問題。
ましては一時期無価値+その後輸出系のぁゃしぃ方々に大人気だったバイクですから要注意。
両車とも2LRエンジンに載せ替えてるというトコが気にかかりまして水回りの変更点をパーツリストで探ってみると、
41-4 サーモユニットの部品番号が違います。現役当時の部番変更なんでモノ自体が違ってるんだろうなと画像検索。
↓10V-83591-00
↓11H-83591-00
端子形状が違います。
コレだけだったらギボシに付け替えればOKじゃんってやったのが先任者。
ただCDI故障でロクスッポ動いてないから、水温計の判断も出来なかったのは仕方ないね。
このサーモユニット、抵抗値も全然違います。
↓37F、1TG(10V-83591-00)
↓2LR(同じ11H-83591-00を使ってるFZR400のマニュアルより参照)
温度で変化するユニットですから、テキトーな抵抗噛ませてって作戦は駄目ですね。
で、水温計単体での交換は出来ないのでタコメーターごと交換となりますが・・・。
見た目は37Fも2LRも一緒、ヤフオクで買うっていっても売主の車台番号申告だけが頼りという何とも不安な入札となります。
まぁ現実的な対処としては、サーモユニットを交換する(この車両の場合は10Vタイプに交換)って事ですが・・・
11H-83591-00 サーモ ユニツト ¥4,968 2LR
10V-83591-00 サーモ ユニツト ¥8,218 37F,1TG
11HタイプだったらR1ZとかTZR250とかR6とかR1とかVMAXとか色々な車種が検索でヒットしますが、10Vタイプは昭和50年代かつ水冷初期の車両ばかり。
・17F~34XまでのDT125R
・DT50(リミッター無しタイプは不明)
・RZ125のYPVS付き
とか。
ギボシ抜くか、レッドゾーン寸前の指針を楽しみながら走るか、8千円チョイ出してサーモユニットを買うか・・・俺なら配線抜いて走るな。
オーバーヒート寸前の段階でアイドリング効かなくなるとか、クーラント臭いとか、何時も嗅いだ事の無いグリスの焼けた様な臭いがするとか何かとお知らせサインがありますから。