事の発端はCDIからの異音。
「チリチリチリチリ」ってシート下から聞こえてくるんだけど・・・全く問題なく動くけど何か不安。
エンジンがクソ静かになったモンだから気になりだした次第。
じゃぁ、手持ちの1KT_CDIを付けてみる実験でもしてみるかと。
修理とかじゃなく単純な疑問、本当にデジタルCDIはオリコーさんなのか?という疑問が前々からありまして。
オリコーっちゃーオリコーなんだろうけどリミッターやら安全装置やらが付けやすいからデジタル化したのでは?なんて勘ぐっちゃうレベルで1988年前後に一斉配備。
「自主規制」ですか、そうですか。
因みにオレが1KTに乗ってた約20年前、イシイのF3チャンバーで12千近くブラックゾーンまで回った記憶あり。
ナンチャラリミッターなんてモンは存在してなかったなぁ~初代TZR。
色んな実験に使い痛々しい姿になってるCDI。
当時、数千㌔走行でポロピナイの壁に激突したバイクから取り外したバリバリの実働品。
YPVSコントローラーはDT200Rへの変態流用作戦で動作確認済み。
その時にカプラーも250型4Pに変更してるんで完全ボルトオン状態。
問題はR1-Z側のコネクター。
矢崎総業の3P-WP-YPC-F-trってヤツと2P-WP-YPC-M-trってコネクターなんだけど、まぁまぁするんだよね、コレが。
バカ博士の実験には相応しくない金額。えぇ、貧民ですから。
貧民らしくゴミを漁ると、
ぁあ、前にYF200のハーネスかったなぁ~CDI欲しくて。
ソレに付いてましたヤザキのYPCコネクタ。
後は馬なり配線なりで繋げてくだけ。
サイドスタンドの3Pカプラーからアース取った位かな?配線加工テクニクテキな事は。
1KTのCDIにはサイドスタンドとかクラッチとかに安全機能無しなんである意味、楽チンです。
スピードリミッターも無かったハズ、だってメーター振り切ったぞ。
何でもアリなバイクブーム頂点な時期のバイク。速さこそ正義。
YPVSコントローラーは元々CDIが付いてた位置に完全ボルトオン。
CDIは車載工具収納部に置くだけ。まぁ取り敢えずですから。
何が変わったって、YPVSの初期作動。
コレは誰でも体感できるはず。
性能的には?ですが、乗り始めの気分は良いでないかい?
デジタルって電気食うんだろうかね?
乗り味はまぁそんなに変化なし、アイドリング近辺で何故か不安定・・・ですが、上の回りっぷりは1KTそのもの、自称45馬力。
7千位からの回りかたはビバ80年代、ドッカーンと突き抜けますわコレ。
実験の本旨、異音はチョイ小さいけど同様の「チリチリチリ」。
1KTの場合、タンデムシート脇辺りの搭乗員から遠いトコにあるから聞こえない、それだけだったというオチ。
コレ系パラツインのCDIはチリチリ音が出てて正常っぽいね。
結論=金と時間かけてやるほどの物でもないような気がしますが・・・ビミョウな差。
1KT系はとにかく安い素材だらけなんで、最近R1-Zに食傷気味な方々には良いかも。
それと、中古部品が安い=需要が無い=壊れないという、オレ流ポンコツ理論、まぁまぁ当たるんだ、コレが。
ほら、カブのCDIなんて100円レベルじゃん。
そういう事。
R1-ZのCDIより長持ちするのは中古部品価格が証明、あんま壊れたって聞かないよねぇ~初代TZR250のCDI。
3XC-00刻印CDIが何個買えるんだ?ってレベル、YPVSコントローラーは保護チューブ緑だったら中身は一緒、不人気車種のヤツで買うと安いよね。