2N0 フロートバルブ入荷〜チョロチョロ出る問題の最終解決〜


またまたカワサキ純正部品。だって、約半額なんだもん。
ベロ周りが真鍮→ステンレスに変更、材質ツルツル系になったってぐらいの違いですね。
この辺の変更点は、時代の変化によるものでしょう。


で、装着。

実油面はKX65では合わせ面下0.5mm。って事はドンピシャですね。流石、新品。
ところがどっこい、揺すると出てきやがります。
前回と違って、チョロチョロ出続けたり油面が上昇するワケではないですが、揺すると出る。けど、エンジンは止まらず。
普通、油面上昇したら何かしら不調になるはず。
この時点で、フロート周りの可能性消えました、ハイ。


またまたVMキャブフリーク状態。
今度はRZ−Rのパワージェット付きキャブも用意しました。
オーバーフローパイプが怪しいと判断。

フロートカバー博覧会開催。
ホント色々持ってます、俺。


↓DT125(VM24SS)2N0用 実油面0,5mm

↓RZ250R(VM26SS)29L用 実油面2mm

↓RZ250R(VM26SSパワージェット付き)1XG用 実油面2mm
 
高さが全然違いますね。恐らくコレが原因でしょう。
実油面0,5mmのキャブがコレじゃ出るわな。RZ系は実油面2mmと余裕があるんですが、パイプは長い造りです。

先っちょの造りも違います。
RZのキャブは追加で小さい穴を突っ込んである造りですが、DTは切りっぱなしのドーンと出そう!って造り。コレも出やすい一因だと思います。


オフロードバイクでブルンブルン揺れる→結構油面不安定→意図的にギリギリにして、ちょっとでも油面上昇したら外に捨てて、油面上がらないようにするって設計意図なんでしょうかね。
ロードスポーツのRZ系は、何ミリだろう?DTに比べてプラス2〜3mm上までパイプ伸びてる様子。
そーいや、TY175で同じ事あったね〜VM24SSは皆なるんだろうかね。
因みにスタータージェットが違う(RZ系#80、DT#20)だけで、全部ボルトオンで付きました。エンジンも普通にかかります。まあ、スタータージェットとはいえ余り感心しないスワッピングプレイなんで、あくまで油面測定用って事で。


で、油面中毒患者に贈るキチガイ博士コーナー。

RZ-Rパワージェット付きキャブのフロートカバーを装着して、何時でも何処でも実油面が見れるメンゲル博士もビックリな改造を施しました。
パワージェットが勿体無い、非常に残念な使い方です。
これで、交差点で停止する度に実油面が見れます。
あ〜あ、狂ってるな。