YZ125(55Y) 解体新書=吸排気ポート=

ボア56mm×ストローク50mm、123ccで33馬力をひねり出すポートとは如何に?
この排気量でこの馬力って今じゃ夢物語、グロムで出るか?ってハナシ、昨今のバイク改造しても夢が無いよなぁ。
クランクケースなんてTZR50並み、ウフフ・・・駄目だぞ、そういうのは。
けど、夢があるよね・・・GT50で200kmオーバーとかさ。



全てのポートがデカイって事だけは判ります。

レーサーってこの時代から補助排気ポートが付いてるんですね。
って事は、ボア56mm柱無し排気ポートの限界弦長がコレ位なんでしょう。
↓排気バルブ全閉

↓排気バルブ全開

補助排気ポートはON=OFFだけ排気バルブが機能。3/4位開いたら補助排気ポートが開くような感じです。


市販車だとポコチンみたいな形だったりする吸気ポートも、

スカートが千切れそうなレベルまで潔く巨大化。流石、レーサーってのを感じさせるポート形状ですね。
こりゃ、ピストン&シリンダーの寿命もあっという間だよね。
しかも、こんなにおっきくても足りないっていうんだから、

吸気と補助掃気を直結モード、こうなるとクランク室に流れませんが、コレで馬力メチャ上がったという噂。

この時代はまだ片側だけ直結モードですが、その後間違いなく両方直結モードになってるんじゃないかと思います。
って事は、コレに穴開けてフラットバルブキャブでも組んでウフフな事、誰かしてみませんか?