3XC1 左クランクシール滅亡からのエンジン下し

クランクシール左とスプロケシールを交換するのにケース割らないといけないパラツインの悲しさ。

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スプロケ側は自動チェーン注油装置程度の漏れなんで、欲しがりません勝つまではの精神で何とかなるレベルなんですが・・・クランクシールはヤバイ。

ジェネレーターを外してみると、

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ひょっとして合わせ面からも漏れてる?あり得ない所に2スト汁溜まってるし。

左カバー開けるとアイドリング変化するレベル、こりゃ色々駄目になってるかも?

↓クランクケース左前方

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色んな所から2スト汁が垂れてて何が何だか。

けど、合わせ面部分だけ妙にフレッシュ。最近出てるっぽい感じぃ💛

まぁ確実に左クランクシールは滅亡してますので、全バラ用意。

私、サービスマニュアルはガン無視、車載でバラせるトコは先にやっちゃう流派です。

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ミッションオイル、クラッチカバー内はとっても綺麗。ネジの固着無しなんで一回位何か修理したっぽい。クラッチなのかウォーターポンプなのか・・・多分その辺だろうね。

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ヤマハの伝統?29mmのクラッチセンターナット。コレは他メーカーでは中々使わないサイズ。

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スッポンポン。

この後シフトシャフト抜いて、エンジン下し前の軽量化終了。

ちらっと見えてるけど、シリンダーなんてとっくに外してあります。

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ぼっとん。

あぁやっぱり左ピストンがやられてるね。クランクシールは2ストの命。

ラビリンスシールのおかげで右は無傷ですが、お疲れな感じ。

そりゃ4万㌔も走ればこれ位になるわな。

 

で、一番の難事業、お掃除。

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2スト汁やらミッション汁やらチェーンオイル汁が30年分たっぷり堆積。

30年前かぁ~1991年、皆さんは何してました?

 

外が白々と明けてくる時間までシコシコ、まぁこの辺で勘弁して。

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朝までやってぇ~朝までやれない!って、時代的にちょっと古いか。